ピラティスは110年前にドイツで生まれたエクササイズで、日本でも約10年前に広がりました。
当時はフィットネスの一部としてジムのグループレッスンなどで多く取り組まれていましたが、今は運動療法の一部として病院クリニックなどでも取り入れられています。
ピラティスを一言で例えるなら?
ピラティスを一言で例えるなら、身体を整えるエクササイズです。
通常トレーニングやエクササイズは、筋肉を大きくする・シェイプアップすることが目的で行われることが多いです。またアスリートであれば、パフォーマンスを上げる為にトレーニングを行います。
しかし、土台である身体のバランスが崩れた状態でトレーニングや日常生活を送るどうなるでしょうか?
例えば、右側に偏りすぎた癖や、すぐに肩をすくめる癖がある状態で、トレーニングで重たい負荷を挙げたり、家事をすると、その歪みはどんどん大きくなります。そして、それが結果的に痛みや不具合・脚だけが太いなどに繋がるのです。
ピラティスは、そのような土台である身体のバランスを整えることができるエクササイズです。
ピラティスの特徴
ピラティスには原則があります。
【ピラティスの原則】
- 集中
- コントロール
- コア(中心)
- 流れ
- 正確性
- 呼吸
- リラックス
- 持久力
※流派によって異なります。
この原則に従いながら行うことが、ピラティスの特徴です。通常のトレーニングやエクササイズとの違いが、この原則に凝縮されています。
ピラティスのできること
- 姿勢矯正・改善
- 肩こり・腰痛・膝痛などの解消
- ボディーラインづくり(くびれなど)
- 美尻・美脚づくり
- スポーツパフォーマンスアップ
- 自律神経の調整
- 睡眠の質向上
ピラティスマシンについて
ピラティスは、専用のマシンを使うことで、その幅を大きく広げます。
ピラティスマシン最大の特徴は、エクササイズの強度を軽くも強くも容易にできるというものです。
ピラティスマシンにはバネが付着していて、それによって強度を上げ下げできます。
これだけ見ると、通常のマシンと変わらないように思いますが、ピラティスマシンではバネが軽い方が強度が上がるエクササイズがたくさんあります。なぜなら、コントロールが必要になるからです。
コアを中心に身体をコントロールすることで、身体の奥にあるインナーマッスルを活性させ、バランスが整うようになるのです。
*左から、チェアー・リフォーマー ・タワー
迷われているあなたへ
もし、ピラティスを受けてみようか迷われているなら、まず一度専門スタジオでレッスンを受けてみてください。1回の体験でも変化を確実に感じられます。
ピラティスの創始者、ジョセフ.H.ピラティス氏は、有名な言葉を残しています。
ピラティスは10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で身体の全てが変わる
(コントロロジー)ジョセフ.H.ピラティス
ピラティスは、確実に身体を変えてくれます。
是非一度ピラティスを体験してみてくださいね。絶対に後悔しません。